正式名称は
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(花の聖母教会ドゥオーモ)
石積み建築としては世界最大の8角形のクーポラ(ドーム)は、
フィレンツェのシンボルです。
古代ローマ時代にフロレンティナ(花咲く地)と呼ばれ、
中世の市名フィオレンツァ(花の町)に由来するのか、
大聖堂にも「花の」が付いています。
まさに花の蕾のようでもあります。
クーポラは1296年着工、困難を極め1436年に完成。
このックーポラを含めて、上からの街並みの写真はあまりにも有名です。
しかし実際に行って見て驚いたことには、
全容はその写真の印象とは全く違いました。
街並みの屋根の色はオレンジ色と言いますか、くすんだ黄赤です。
フィレンツェのあるトスカーナ地方は古代よりフレスコ画などの重要な顔料になる
土で有名なところで、土地の名前が今日でも色名として残っているほどです。
ローシェンナ(シエナ)、バーントシェンナなど・・・、
街並みの屋根の色はまさにここの土の色なんだと思いました。
このクーポラも、色はというと、同じくとても温かみのある素朴な色、
それだけを見ていると、
きっと古びた中世の大聖堂なんだろうなと想像していました。
なんのなんの全然違いました!
実際に歩いてみて見るとファサード(正面)を含め外壁全ての印象は、
モダンとも思えるほど対照的な趣です。
全体的に白く冷たく新しい印象なのです。
これには驚きました。
少なくともこれまで見てきたゴシック建築などの大聖堂などとは
到底 趣が違いました。
それもそのはず、
やはりフィレンツェ周辺の産地から取り寄せられた
白、ピンク、緑の三色の大理石で覆われているのです。
イタリアは大理石も有名なんですね♪
モダンなパステルカラーの大理石で見事なまでのレリーフや彫刻、装飾が施されています。
写真では色や細やかな装飾がよく伝わりませんが、
「花の・・・」というだけありますね。
それはそれは 息を呑む美しさ です♪
クーポラに比べて新しいと感じたのは、大理石の外壁だということと、
13世紀から19世紀に至るまで改良、補修が繰り返されて完成したという
経緯があったからでした。
なんと完成までに600年間を費やしています。
ここまでの大理石の外壁は世界的にみて、とても珍しいのだそうです。
白、ピンク、緑・・・、そういえばイタリアンカラーですね♪
抜群の色彩感覚と 造形美 斬新なデザイン力、
さすが イタリア‼️
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キラリット
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