
3泊4日で道東方面の旅、
生憎雨模様のお天気で残念でしたが、それでもその雄大な景色は車窓から
存分に楽しむことができました。
新千歳でレンタカーを借りるところからびっくり、
空港近くといっても広大なレンタカープール場のようなところまでがすでにちょっと遠い。
警察の取り締まりが多いからと聞いていたとおり、
初日の半日だけでなんと8台ものパトにお目にかかりました。
地元の方曰く、北海道警察、なぜか頑張っているんですよ、と。
道東の高速道路は所々追い越し車線があるものの、
ずっと1車線の対面通行でなんと70km規制。
しかも皆せいぜい75kmくらいで走るものだから、せかせか運転に慣れている
身にとっては逆に走りにくいと感じるほど。
高速道路に限らず一般道でも交通量は少なく、見通しも良いのに皆さんのんびり運転。
ところ変わればということでしょうけど、
それにしても福岡とは随分違うな、と。
ところがのんびりすぎる交通事情を楽しんでいる場合ではない事態発生で
慌てました。
土砂降りの雨の中、なんと周りに何もない一般道でパンクするという
最悪ハプニングにも見舞われてしまいました。
所々に標識のように牧場の名前が書かれた看板が立っていて、
それが唯一の目印のようなところです。
携帯電話がない時代はどうしたんでしょうかね?
現代でも雪で立ち往生なんて話はよく聞きますが、
予期せぬことはいつでも起こりうるんだなと。
2時間ほど待ってレッカー車が来て、30km、いえそれ以上先かもしれませんが、
そこからハイヤーも来てくれて最寄りのガソリンスタンドまで。。。
最寄りといってもそれがまた数十キロ先。。。
まぁなんとか助かりましたが。
なんでも除雪車から外れたなんらかの金具が雨なんか降ると、道路に流れ出てきて
パンクはよくあることらしいのです。
へえ〜〜〜〜、
やっぱりところ変わればの事情のようでした。
肝心の素晴らしい景色の話は後回しになってしまいました。
なだらかな丘陵地帯には牧草や小麦の緑の絨毯が広がっています。
ヨーロッパでもこういう景色はよくみましたが、でも丘陵地だけではなく
その後ろに緑豊かな森林が広がっていたり、山々が横たわっているのが見えるというのは
水も豊富な北海道ならではではないかと思いました。
富良野から美瑛にかけての丘陵地はもう少しすると花絨毯で見事なんでしょうが、
今は季節的に少し早いようでした。
さらにその奥の人造湖”青い池”
この日は雨が時々降る曇り空でしたので、
”青”というより”翡翠色”に見えました。
それはそれで神秘的でしたけれど。。。♪