イスタンブールのトプカプ宮殿(トプは大砲、カプは門)は、
その名の通り、
外見はただの要塞のようでありながら、中のタイルの装飾はとても美しい。
スペインで見たアルハンブラ宮殿がそうであったように、イスラムのお城というのは、ここでもやはり外見はいたって地味、中は豪勢ということらしい。。。
ブルーや緑、そして赤、白、黄色の草花文様のイズニックタイル、
アラビア文字の装飾文様、で埋め尽くされています。
またスルタン・アフメット・ジャーミィ(俗称ブルーモスク)も同様に、
ブルー系のイズニックタイルの内装。
その昔はほとんどのタイルがブルー系であったのが、近年の改修で様々な色が使われているとのこと。
このブルーのタイルを見た西洋人がブルーモスクと呼ぶようになったらしいのですが、
外観のグレーの壁面に落ち着いたブルーのドームもまた美しい。
これがブルーモスクの由縁か?
と思ったほどです。
そもそもイスラム教の聖なる色はといえば「緑」。
トルコは元々は多神教で、
神様は空に、天空にいらっしゃるということで、空の色スカイブルーが
「聖なる色」とされてきたと言います。
ブルーのトルコ石を常にお守りとして身につけてきました。
ガイドさん曰く、
さらに金細工を施したものなど特にです。(トルコは金製品も多いです)
そして
トルコのブルーといえば空色というより、ブルーと緑の中間、
つまり緑がかった青というのが正しいところです、と。
(コンヤのメブラーナ博物館の青いタイルの尖塔)
確かに青緑は陶器などにもよく見かけます。
実はトルコ産のものはほとんどなく、イランなど周辺国のものがトルコで取引されていたこと、またトルコ人が身につけていたことから、そう呼ばれてきたのだと言います。
現在の主な産地は中国やアメリカなどだと聞きました。
当然まがい物も多く、ただのトルコの石だったりするので、気をつけてください、
とのことでした。
目玉をかたどったブルーのお守り、ナザール・ボンジューです。
あちこちで見かけますし、
トルコのお土産品としてもキーホルダーなどにして売られています。
これの大型版がホテルの正面にはめ込まれ、睨みをきかせていたりもするのです。
イスタンブールの抜けるような青空と青い海を眺めると、
聖なる色ブルーにも納得です♪
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