福岡のカラーリスト中村秀子のキラリ彩り日記

福岡のカラーリスト、中村秀子のカラーブログです。身の回りのカラーや色彩についての気付きや感動を日々アップして参ります。

さすが!イタリア その3フィレンツェ 赤い服の肖像画

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ウフィツィ美術館肖像画コーナーには、メディチ家当主や奥方など、

また関係する人物の肖像画が数多く並んでいます。

 

赤い衣に、赤い帽子の色が鮮やかです。

 

この鮮やかな赤い服

当時、権力を象徴する色、一番人気の色であったと・・・。

やはりなんですね♪

 

広く織物業、染色業などで栄えたベネチアフィレンツェでは、

赤く染めるケルメス染料を独占していて、赤く染めた毛織物そのものを、

スカーレット、ベネチアンスカーレットと呼んでいたようです。

 

大航海時代になると、スペインが征服したメキシコでさらに効率よく鮮やかに染めることができるコチニール染料がもたらされます。

時を同じくしてベネチアフィレンツェの衰退が始まります。

 

ケルメスにしても、コチニールにしても昆虫由来の色素です。

それこそが唯一西洋の人々が求めた鮮やかな赤に染めることができたのだと

言います。

植物の色素を混ぜ合わせた穏やかな色合いが好まれた日本の染色とは随分と違います。

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絵画に描かれたドレスの色合い、確かに鮮やか♪

 

ちなみに日本に来た南蛮人が持ち込んで、秀吉や信長を驚嘆させたのもまさにこの色です。

日本では、猩々緋(しょうじょうひ)と言われました。

 

時代が少し下って16世紀になると、

赤、赤、赤の時代から、喪の色であった黒が流行するようになったということでしたが、確かに黒ずくめのドレスにレースのえり飾りと袖飾りの女性像がありました。

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いつの時代も流行というのはあったわけですね♪

 

レースベネチアンレースとしてイタリアが発祥です。

今と違って手作業でものすごい手間と技が必要で、莫大な富を稼ぎ出したと言われています。

写真はない時代ですから、絵画によって流行色、流行のアイテムがヨーローッパの王侯貴族の間に広まっていったということでしょうね♪

 

 

全身黒にレースの飾り襟、飾り袖、実は男性のファッションにも多く見られたようです。

後ろの垂れ幕(カーテン)と敷物はスカーレットです。

赤に黒!

ファッションのを引き立てるために画家はこういう技を駆使したのだとか。

 

心憎い技です!

 

 

余談ですが、赤に染めるコチニール色素、

ウチワサボテンに寄生するコチニールという昆虫から抽出される色素だと

いうことでしたが、

先日食べた和菓子の原材料に「コチニール色素」

と書いてあるではありませんか!

 

今やちゃんと安全な食品添加物として認められているんですね。

 

まさか今は昆虫からではないと思いますが・・・、

こんなところで見つけるなんて、と思いました♪

 

kiraritto.hatenablog.com

 

 

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