藍色・市松文様の粋なエンブレムに喝采!!
カラーリストとしては今回選ばれた「藍色」について非常に興味が湧くところです。
吉岡幸雄先生の『日本の色辞典』によると、そもそも「藍色は日本の色」というのは間違いだと、それはなぜでしょうか?
その染料となる植物は地域の気候風土によって違っているものの、どんな染料にも染まりやすいということもあって、古来より世界中で愛され、染められてきた「色」であるからだそうです。
確かに「青」は色彩心理の観点からも世界中で最も好まれる色と言われています。
それでも日本人がまた世界が「日本の色」と認めるにはそれなりの歴史があるからだとに思います。
奈良時代には確立されていたと言われる染色技術ですが、江戸時代になると、木綿や麻などによく染まる藍染はますます盛んになって、村々に紺屋ができ、まさに庶民から大名、将軍様に至るまで「藍」で染めた「青」が広く行き渡っていたと言います。
そこはまた繊細で研究熱心な日本人のこと、澄んだ清楚な藍色の高級藍染と、濃くしっかりとした、どちらかというと庶民的藍染と趣の違う藍染をすでに生み出していたということです。
さすがです!!
明治の初めに日本にやってきた外国人はその「藍色」を「ジャパンブルー」と言って称賛したと言います。
そう考えるとまさに日本の伝統色と言えるのでしょうね♪
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カラーサロン キラリット
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